古くなって汚れやカビがとれなくなっていたり、一戸建てで浴室周辺の躯体が傷んでいたりしたら、そろそろ浴室のリフォームをおすすめします。最近のシステムバスは保温性の高いエコ商品が多いので、新しいシステムバスに交換するだけでも、省エネ効果や快適性がアップします。また、浴室暖房換気乾燥機や浴室テレビ、ミストサウナなど最新設備の付いたものにグレードアップするのも快適性能でオススメ。
機能性や快適性がアップすることで、バスタイムがもっと楽しくなります。浴室リフォームの際には、給湯器の取り替えも一緒に検討した方が良いかと思います。エコキュートやエネファームなど貯湯や発電できるタイプもあり、また在来工法の浴室の場合は、バスタブやシャワーなどのデザインや、床や壁の素材にこだわってリフォームするという選択もあります。
最近のシステムバスはバリアフリー仕様が一般的になっていますが、その基本的な内容をチェックしておきましょう。例えば、洗面所との床面の段差は小さく、床面には滑りにくい加工を施し、バスタブや洗い場周辺には握りバーの手すりを設置します。バスタブのまたぎの高さは42cm前後と低めで、いったん座ってからバスタブに出入りできるように縁が広くとられている。半身浴のために、内部に一段高い座れる部分を設けたバスタブもございます。また洗い場にベンチを設けたプランもあり、入浴がしやすい。温度差を解消するため冷たさを感じにくい床材を採用したり、専用の床暖房を設置できる商品もあります。 清掃性もポイントです。排水口は1カ所で髪の毛などを除きやすい構造をもち、床は特殊な表面形状により水はけがよく乾きやすものも、壁はパネル状で、スポンジで拭くだけできれいになる、というのが標準的な仕様になっています。